STAFF COLUMN スタッフコラム

立体成形仕上げ(その2)

2018.11.25

ピュアクリーニングの大切な基本サービスのひとつ・立体成形仕上げ。
洗浄が終わった後の乾燥~シワ取り工程で、人型立体成形機を使って立体感あるシルエットに仕上げます。

そもそも服とは、平面ではなく、身体の厚み・まるみに沿って作られます。
曲線で構成されたものを、平面の台の上でまっすぐに伸ばそうとしても、シルエット的にはNG。

そう、
服が本来持つ美しいシルエットをよみがえらせるのに、立体成形は欠かせないテクニック。
ただ洗って乾燥させてシワをとればいいのではなく、限りなく美しく仕上げたい・・・このこだわりが、立体成形というサービスを生み出しました。

まず、立体成型機に設置した服に、内側から蒸気をかけ、身体の厚みや丸みを再現するようにふくらませます。

 

機械にセットして蒸気をかけて終わり、ではありません。
機械では目の届かない細かな部分は、ハンドアイロンで丁寧に微調整します。

とりわけ、レディスウエアは、バストやウエストのラインがとても大事ですね。
この立体成形機+ハンドアイロンならば、着続けているうちに崩れてしまったシルエットをも再生させます。

立体成形仕上げと、それをしない仕上げでは、シルエットの美しさはもちろん、服を着た時の心地よさが違います。
フワッと身体を包むような、やさしい着心地・・・。
ぜひともその実感をお試しあれ!

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